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ベネチアの 「オテル・チプリアーニ」

いつも、高級なモノは「いただきもの」、自腹のモノは「格安」な私たちですが、
今日は、「実は私たちって、セレブ?!」なお話をしたいと思います。


先日TVで、ジョージー・クルーニがベネチアで、13億円かけて結婚式をしたってワイドショーでやっていて、
披露宴のホテルへ向かうジョージ・クルーニが出てきたホテルを見ていたら、なんだか見覚えが、、、、、


「ああ! チプリアーニだ!」と、大興奮。


25年前、私たちがベネチアに行ったときに泊まった 「hotel cipriani オテル・チプリアーニ」
というホテルでした。


もう、ここは・・・・・・、
言葉を失うくらい素敵で、シックなホテル。


ヨーロッパの古いホテルは、ジョージ・クルーニが披露宴をやったようなゴージャスでクラシカルな所が
多いのですが、ここ 「チプリアーニ」は、こじんまりした小さなホテルです。




今、公式HPで見てみると随分改装していて、現在はいかにも地中海リゾートにあるような内装のようですが、
以前は英国風のウッディな内装で、それがものすごく上品でした。
船着き場や外装やお庭は変わっていなくて、相変わらずのロマンティックさ。

場所はサンマルコ広場の正面にある小さな島「ジュデッカ島」にあって、島の裏側がホテルの入り口。
そうなんです、このホテルはベネチアのあの最高にカッコいいボートでないと行けないのです。




ベネチアはご存じのとおり、世界遺産である本島は車が通れず、タクシーもバスも船です。
25年前ベネチアの空港に降り立った私たちは、空港からその本島までは他の乗客と同じように
車のタクシーで行き、そこから水上バスにでも乗ろうと思っていました。


すると、そこにいた人が、「どこのホテル?」と聞くので、「ホテル・チプリアーニ。」と答えると、
「そこは、車では行けないから、水上タクシーでないとだめだ。」と言う。
(昔はネットもなかったし、そもそも日本でベネチアの情報なんてほとんど何もなかったし。)


そんじゃぁ、仕方ない、と言われるままに、水上タクシーに乗り込むと、、、、、

このボートが又、すんばらしくカッコいい~!!!
マホガニーの船体に、室内はレザーのシート、ボートの窓には麻のカーテン。
そう、G.クルーニーが乗ってたやつ。 ⓒは、大興奮です!



そして、このボートがアドリア海の道なき水路(ちゃんと、海の中に信号とか標識とか立っているんだよ。)を
水しぶきを上げて、約15分ほどで、チプリアーニに到着~♪

白と焦げ茶色のねじったキャンディーみたいな船止めのある、恐ろしくロマンティックな船着き場(HPに写真があるよ。)に着くと、お花の咲き乱れる庭から、初老のベルボーイの方が出て来て、
「ボンジョルノ、マダ~ム!」と手をひいて、降ろしてくれました。



そして、私たちは一瞬にして、「オテル・チプリアーニ」の魔法にかかったのでした。



では、「オテル・チプリアーニ」の写真とHPをどうぞ。
http://www.belmond.com/hotel-cipriani-venice/photo_tour





そして、最後にクイズです。

空港からホテルまでの、水上タクシーの料金はいくらだったでしょうか?







じゃ~ん、約¥10000で~す。 25年前で、ですよ。 シャレになりません。



つづく。





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by aurelie_kyoto2 | 2014-10-05 00:15 | 旅行